敬老の日、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館に出かけた。

佐倉城址公園内の小高い丘の上に建つその建物には『歴博』と大きく書かれていてわかりやすい。(佐倉城址公園は、江戸時代はじめに土井利勝により築かれた佐倉城のあとである)
広く緩やかな階段を登った先が正面玄関。

この日は休日だというのに、『もしかして休館?』と思うくらい玄関前に人がいない。しかし、建物に入るとしっかり係りの人もお客もいた。
館内の展示室は時代・テーマごとに別れている。
第1展示室は旧石器~奈良時代
第2展示室は平安~安土・桃山時代
そして第3展示室はただいまリニューアル中。(本当はここが一番見たかったんだけど・・・ちなみに江戸時代)
第4展示室は民俗がテーマになっている。
第5展示室は明治~昭和初め。
そして最後に企画展示室があるのだが、ここはいつも開いているわけではなく企画のある時だけ開設される。
ちなみに次の企画展示は10月10日~12月2日まで行われる『長岡京遷都~桓武と激動の時代~』だそうだ。(面白そう…)
館内の撮影については、撮影禁止の場所もあり注意が必要。
ちなみにフラッシュはほとんど不可、三脚は禁止である。
ぜひ写真を撮りたいと思うような魅力的なものもたくさんあったのだけれど、今回は母と一緒に楽しむのがメインだったのであまり撮影をしなかった。・・・が、第2展示室の『16世紀京都の町並み』という模型があまりに面白いので、写真を数枚撮ってきた。

建物は屋根の上に置かれた石までしっかり。
往来には、今にも話し声が聞こえて来そうなほどイキイキと動きのある人々。

家の中庭では井戸端で洗濯をするおばさん。
畑にはなすびときゅうりが植わっているが、しっかり花や実までついている。
おばさん、今にも腰をとんとんと叩きそう。

のんびり馬に乗って通るあまり身分の高そうでないお殿様。
ちょっと山内一豊風・・・

きれいな反物の並ぶ店の前には市女笠の女性。
『秋物でもつくろうかしら…』

こちらは一気に時代が飛んで、第5展示室の映画館前(…でポーズをとる母)
映画館といっても上映していたのは無声映画である。
母と二人、『鞍馬天狗』を観た。
母は「私が映画館に行くようになった頃はトーキーだったよ。」と言っていたが、トーキーという言葉自体古い。私は横溝正史を読んでいたからもちろん知っているけれど、今の若い人は知らないだろうなぁ・・・
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